大谷翔平 2戦連続マルチと奮闘も零敗 試合前に手術後最長距離でキャッチボール
「アストロズ5-0ドジャース」(26日、ヒューストン)
ドジャースの大谷翔平選手(30)は、アストロズ戦に「1番・指名打者」で出場して3打数2安打、1盗塁。チームが敗れた中でも、2戦連続マルチ安打と気を吐いた。
一回に、苦手としているアストロズの先発左腕バルデスから左中間へ二塁打をマーク。八回は先頭から中前打を放ち、2死後に二盗を決めた。今季の盗塁数を25に伸ばし、自己最多にあと1と迫った。試合直前には今季全試合でプレーしていたフリーマンが息子の病気のため急きょ離脱。ロバーツ監督によると、少なくともアストロズとの3連戦中は復帰できない見通しのため、大谷にさらに期待がかかる状況だ。試合前には120フィート(約36・6メートル)の距離でキャッチボールを行った。昨年9月に受けた右肘手術後のリハビリでは最長。これまでは2、3日に1度のペースで塁間の距離、約27メートルを投げて徐々に距離を伸ばしている。