大谷翔平 驚異の「45-45」ペースも勝利のための手段強調「貢献できる確率高くなる」

 「ドジャース5-3フィリーズ」(5日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷が3打数2安打2打点。1点を追う三回無死一、三塁の好機には右翼フェンス手前、飛距離111メートルの大飛球の犠飛で同点にし、1点リードの八回には貴重な追加点となる34号ソロを逆方向へ豪快にたたき込んだ。五回には超速188キロの打球を右翼線へはじき返して二塁打にして32盗塁目となる三盗も記録した。

 ナ・リーグ勝率1、2位の両チームによる頂上対決。7月の敵地3連戦で屈辱の3タテを食らっている“格上”のフィリーズに勝ち切った大谷は自身の本塁打について「終盤なので1点でも多く取った方がもちろんいいですし、そういう意味ではいいホームランになったなと思います」と満足感を漂わせた。

 走っては直近9試合で8盗塁と本塁打同様、量産している。3日のアスレチックス戦で日本選手初、球団史上3人目の「30本塁打-30盗塁」を達成したばかり。残り49試合で48本塁打、45盗塁ペース。試合後の地元中継局のインタビューで「45-45」の話題を振られると、「もちろん、ホームランはいいところで打てればいいですし、盗塁に関しては高い確率でいけると思った時にしっかりといければ、勝利に貢献できる確率も高くなると思うので、そこだけ集中してやりたいなと思います」と、自己記録よりもチームを勝利に導くための手段であることを強調した。

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