吉田正尚 完璧すぎる8号3ラン!敵地騒然の3安打4打点大暴れで打率・291に上昇 3割目前 後半戦で急上昇
「オリオールズ10-12レッドソックス」(16日、ボルティモア)
レッドソックスの吉田正尚外野手が四回の第3打席で右翼席へ8号3ランを放った。3安打4打点の大暴れでチームの連敗ストップに貢献した。
バーンズが投じた初球だった。外角低めに落ちてくるカーブを狙い澄ましたかのように捉えて、右翼席へたたき込んだ吉田。ベンチに戻ってくると満面の笑みを浮かべた。8月10日以来、6試合ぶりの一発となった。
ボールをキャッチした敵地の女性ファンは、飛び跳ねて笑みを浮かべて大喜びしたかに見えたが…直後、笑いながらスタンドからグラウンドへボールを投げ返す珍シーンもあった。
8月に入ってから状態を上げている吉田。この日は第1打席で四球を選び、第2打席では左前にクリーンヒットを放っていた。さらに八回1死二塁で迎えた第5打席では右前適時打を放ち、3安打4打点の大暴れだ。
これで打率を・291と上昇させた吉田。後半戦がスタートした際には打率・260だったことを考えれば、一気に3分以上上げてきた。直近30試合で打率・327とハイアベレージをマーク。チームは同地区首位のオリオールズとの乱打戦を制し、ワイルドカード争いが白熱してくる中で価値ある勝利を呼び込んだ。