大谷翔平 全30球団制覇弾!メジャー7年目 日本選手初快挙 38号&37盗塁目「40-40」目前

 「カージナルス5-2ドジャース」(17日、セントルイス)

 ドジャースの大谷翔平選手(30)はセントルイスでのカージナルス戦に「1番・指名打者」で出場し、五回に4試合ぶりの38号ソロを放ち、メジャー7年目で全30球団からの本塁打をマークした。3打数1安打1打点で、2盗塁も決めて今季37盗塁目もマーク。メジャー史上6人目となる「40本塁打、40盗塁」も目前に迫ってきた。チームは2-5で敗れた。

 8月は不振にあえぐ大谷が、日本選手初となる30球団制覇のアーチをかけた。エンゼルス時代には24球団から、ドジャースに移った今季は古巣を含めて残り6球団から一発を放ち「どういうチームからも打てるのはいいこと。どういう投手が来てもいい打席を送れたらいい」と語った。

 節目の一発は2点を追った五回だ。甘く入ったカーブを捉えて右越えに38号ソロ。角度21度の低空弾で、昨年3月のWBCで、ともに日本代表の世界一に貢献した右翼ヌートバーの頭上を越えたアーチにも、表情を緩めない。3割を維持していた打率は・291に低下。「構えている段階で、いい未来があまり見えていない。(38号弾は)本塁打になってくれて良かったと思う半面、他の打席もいいクオリティーにしたい。自分の状態をしっかり上げていくのも技術だと思う」と語った。

 前日に続き、この日もMLB企画イベント「プレーヤーズ・ウイークエンド」に合わせて、愛犬デコピンのイラストが入った特製スパイクと「改善」などの文字が刻まれたバットでプレー。魅せたのはバッティングだけではなく、一回と三回に二盗を決めて通算37盗塁とし、メジャー史上6人目となる「40本塁打、40盗塁」の偉業も目前だ。

 「もちろん増えていけばいい」と言いつつも、優勝争いが混沌(こんとん)としてきたナ・リーグ西地区の戦いが頭の中を占める。「勝ちを積み上げ、余裕のある状態で9月に入れるのがベスト」と気を引き締めた。

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