大谷翔平 2年連続40発王手!でMLB史上6人目「40-40」達成へまた一歩前進

 「カージナルス1-2ドジャース」(18日、セントルイス)

 ドジャースの大谷翔平選手(30)はカージナルス戦に「1番・指名打者」で出場し、2試合連続の39号ソロを放ち、2年連続の40本塁打に王手をかけた。メジャー史上6人目となる「40本塁打-40盗塁」の達成にまた一歩前進した。チームは2-1で競り勝った。

 一塁ベースを回ると、大谷は誇らしげに右手人さし指を突き出した。打球角度22度の弾丸ライナーで右翼フェンスを越えた、2試合連発の39号ソロ。2年連続の40本塁打に王手をかけ、メジャー史上5人しかいない「40本塁打-40盗塁」の偉業へ、あと「1本塁打、3盗塁」に近づいた。

 0-0の五回1死。昨季サイ・ヤング賞投票で2位に入り、今季ここまで11勝を挙げている好右腕・グレイの初球、真ん中に入ってきた甘いカーブを完璧に捉えた。

 17日のカージナルス戦で日本選手初の全30球団制覇弾を放った際に、「構えている段階でいい未来があまり見えていない。動きにラグ(遅れ)が多い」と万全ではない打撃の現状を語っていたが、数少ないいい当たりをパワーで柵越えにしてしまうのが天性のアーティスト。これで最近7試合で4本目のアーチとなった。

 他の打席では2三振を喫するなど8月の月間打率は・174と低迷するが、ナ・リーグの本塁打王争いでは2位・オズナ(ブレーブス)に3本差を付けた。八回に代打で8号ソロを放った敵軍のヌートバーは「今の彼がスランプと言うなら、他の選手が苦しむ事象はなんて表現したらいいんだ。感覚が違う」と驚きを隠せなかった。チームは1点差で辛勝。状態が悪くても、懸命な一振りで勝利に貢献していく。

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