菊池雄星 六回途中3失点でスタンド大きな拍手 初球先頭打者アーチを被弾→味方の失策でいきなり2失点も以降は無失点投球

 レッドソックス戦に先発した菊池(共同)
 レッドソックス戦に先発した菊池(共同)
 レッドソックス戦の1回、オニール(手前)を空振り三振に仕留める菊池(共同)
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 「アストロズ-レッドソックス」(19日、ヒューストン)

 アストロズの菊池雄星投手が先発し、初回に先頭打者アーチを浴びるなど2失点の立ち上がりとなった。それでも以降は粘って六回途中3失点で降板。スタンドからは大きな拍手が送られた。

 いきなりデュランに初球の外角フォーシームを捉えられ、左翼席にたたき込まれた菊池。まさかのシーンでリズムを崩してしまったのか、1死から連打を浴びて一、三塁のピンチを招いた。

 ゴンザレスの投ゴロは鮮やかな本塁へのグラブトスでタッチアウトに。2死にこぎつけ、ジャンセンを三ゴロに仕留めたかに思われたが、痛恨の適時失策でさらに1点を失った。

 ここで投手コーチがマウンドへ。なおも2死一、三塁からカサスに対してカウント1-2からのスライダーがボールと判定されると、マウンドで首を振った。スタンドからはブーイングがわき起こったが、最後は見逃し三振に仕留めた。

 以降はレッドソックス打線相手に粘りの投球。本塁への生還を許さず、味方へ流れを引き込んだ。六回に失策から走者を許し、球数が100球近くになったところで降板。だがリリーフ投手が吉田に勝ち越し2ランを浴びてしまった。

 菊池はアストロズへ移籍後、3試合連続で六回途中2失点と安定した投球で先発の責任を果たしていた中、この日は六回途中3失点で降板した。

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