ドジャース 連勝でMLB最高勝利数に!マンシーが復帰即一発で打線に厚み「長い長い3カ月だった」大谷翔平は1安打1四球

 7回、ホームランを放ってヒマワリの種で祝福されるマンシー(ロサンゼルス・ドジャース提供)
 マリナーズ戦の1回、左前打を放ち、塁上でターナー(右)と言葉を交わす大谷(共同)
 マリナーズ戦の1回、けん制で一、二塁間に挟まれるがタッチをかいくぐり帰塁する大谷(共同)
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 「ドジャース3-0マリナーズ」(19日、ロサンゼルス)

 ドジャースは完封勝ちで連勝となり、MLBトップの74勝目をマーク。大谷翔平選手は「1番・DH」で先発出場し、3打数1安打だった。

 初回の第1打席で追い込まれながらも鮮やかに流し打って左前に運んだ大谷。2死後、牽制球で誘い出され一、二塁間で挟まれるも、相手のタッチを鮮やかにかいくぐって九死に一生を得た。得点にはつながらななかったが、懸命なプレーでチームを鼓舞した。

 第2打席ではフライアウトに倒れ、第3打席では目に虫が飛び込んできたとみられるハプニングがあった中、変化球にバットを折られての二ゴロに打ち取られた。七回の第4打席は冷静にボール球を見極めての四球で好機を拡大した。

 チームは先発のストーンが今季一番とも言える快投を披露。7回までスコアボードにゼロを並べ、自己最多となる2桁10奪三振をマークした。この快投に打線も応える。七回にラックスが均衡を破るソロ本塁打を放つと、なおも1死一塁から復帰したばかりのマンシーが右翼席へ10号2ランをたたき込み、復活を祝う祝砲だ。

 マンシーは試合後「本当にいい気分だった。長い長い3カ月だった。一番重要なのは健康な状態で出場することだと感じ、チームの勝利に貢献することができた。最高の瞬間だった」と静かに喜びを噛みしめた。2ランは「タイミングは自分の思うようなスイングではなかったけど、スイングの感じは凄く良かった」と振り返った。

 ストーンは7回2安打10Kで11勝目をマーク。グラスノー、山本らが故障離脱する中、しっかりとローテーションを守っている貴重な存在だ。佳境を迎えるプレーオフ争いへ向けて、大きな戦力と言える。

 これでドジャースは74勝52敗となり、フィリーズ、ヤンキース、オリオールズを抜いてMLB最高勝利数に。さらにマンシーが復帰し、打線に厚みが増したのは好材料と言えそうだ。

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