ロバーツ監督、大谷翔平の復調を示唆「素晴らしい打席を送っていた」 約1カ月ぶり5戦連続安打 打線の相乗効果を力説「さらに危険な打者になる」

 「ドジャース8-4マリナーズ」(21日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷が五回の打席で右中間安打を放って5試合連続安打。連続安打試合を5に伸ばすと、すかさず39盗塁目となる二盗を成功させて、史上6人目の「40-40」にダブルリーチをかけた。1点ビハインドの三回には四球で出塁し、2番ベッツの左翼線二塁打で快足を飛ばして逆転のホームを踏んだ。

 ロバーツ監督は試合後の会見で勝利に貢献する打点をマークしたマンシー、ベッツ、フリーマンとともに、2得点の大谷の名前を上げた。

 「ショウヘイは素晴らしい打席を送っていた。四球を選んでいたし、ストライクの球を振っていた。自分の前後の打者のことを考えて打席に立った時の彼はよりよい打者になるし、より危険な打者になる。今は上から下までそういう打線だ」。

 他の打者との相乗効果を力説しながら「彼が軌道に乗れば、多くのことをやってのけるだろう」と復調が近いことを示唆。8月19試合の月間打率は・198(81打数16安打)と低調だが、約1カ月ぶりに5試合連続安打を記録。プレーオフ争いが激化する終盤の活躍に期待を寄せた。

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