元広島対決は鈴木誠也に軍配 マエケンとMLB初対決「不思議な気持ちでした」

 4番・指名打者で出場したカブス・鈴木、3打数1安打だった(ゲッティ=共同)
 2回に2番手で登板し、満塁本塁打を浴びたタイガース・前田。6敗目を喫した(USAトゥデー・ロイター=共同)
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 「カブス10-2タイガース」(22日、シカゴ)

 二回に実現したカブスの鈴木誠也外野手(30)と、タイガースの前田健太投手(36)の元広島対決は、鈴木が積極的に初球を振って遊撃内野安打とし、アマヤの満塁本塁打につながる口火を切った。三回は四球、四回は中飛。鈴木は「広島に入った時からすごく優しくしてくれた先輩なんで不思議な気持ちでした」と勝利につながる安打にも複雑な表情を浮かべた。

 鈴木が若手時代に広島の秋季キャンプで対戦して以来で、メジャーで初めての対戦。「広島時代から距離をつくらず、後輩とも接してくれる。意見交換する時もあるので個人的にうれしかった」。6失点で負け投手となった前田も「誠也はマウンドから見ても雰囲気のある選手。対戦できたことはうれしく、楽しかった」と初対決を堪能した様子だった。

 所属球団はともにプレーオフ進出争いから脱落しつつあり、鈴木は指名打者、前田は救援投手が先発する試合での2番手起用が増えている。鈴木は「慣れない中で投げて難しいと思うが、僕も頑張らなきゃいけない」と誓った。

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