「ドジャース７－３レイズ」（２３日、ロサンゼルス）

　ドジャースの大谷翔平選手がサヨナラ満塁本塁打を放つなど、５打数２安打１本塁打、１盗塁で日本人初となる４０本塁打－４０盗塁の偉業を達成。ロッカーでは「それが目的にならず、勝つための手段としてやりたいなと思っている。盗塁に関しては失敗しないように」と思いを語った。

　「ドジャースにきていろんな方と話をして、積極的に次の塁を狙う姿勢をまず作りたいなと。自分の足をいかす方法をコーチの方と話をして、コミニュケーションをとれているのが大きい」と大谷。九回２死満塁からの一発は「本当に１本ヒットでいので、四球でいいので。そんな気持ちでいきました」と語り、「（狙うとか）そんな余裕はなかったですね」と笑う。

　「トップクラスの思い出になった」というサヨナラグランドスラム。「最初わからなかったので。審判の方が手をあげてくれてわかりました」と振り返った。スタンドからはスタンディングオベーション。「うれしかったですね。勝てたのがよかった」と言い、「もちろんチームスポーツなので。１人、１人が役割をかさねていく。きょうは僕が打ちましたけど、チャンスを作ってくれる作業が必要。そういう方たちのおかげで打てたというのは自信になる」と力を込めた。