「ドジャース７－３レイズ」（２３日、ロサンゼルス）

　ドジャースの大谷翔平選手がメジャー初のサヨナラ弾となる満塁本塁打を放って、４０本塁打－４０盗塁の偉業を達成。ホームではチームメートたちが歓喜の表情で出迎えた。

　審判員がホームランのジェスチャーを繰り出すと、右手人さし指を天に突き立てた大谷。スタンドの観客が総立ちとなる中で、ホームではチームメートが待ち構えていた。舌を出し、おどけた表情を浮かべながら輪の中に飛び込んだ大谷。フリーマンとは満面の笑みでお辞儀をかわし、ベッツともタッチをかわした。

　さらにＴ・ヘルナンデス、ロハス、Ｋ・ヘルナンデスらが続々とタッチを求めてくる中、感情を爆発させた大谷。「単純にすごいうれしかったですね。勝てたのが何よりもうれしいと思うので。僕自身もそうですし。はい、うれしかったです」と言葉に感情を込めた。

　移籍１年目でＭＬＢ史上６人目の偉業を達成。「トップクラスの思い出になった」と語った大谷。ファンも「フリーマンとのお辞儀シーンがエモい」「フリーマンが大谷にペコリとお辞儀をして喜びを分かち合うの、スキ」「フリーマンとお辞儀からのハイタッチｗｗｗ」と大きな注目を集めていた。