大谷翔平が達成した「40-40」過去5人の到達はすべて9月のシーズン終盤
「ドジャース7-3レイズ」(23日、ロサンゼルス)
劇的な一発で偉業を成し遂げた。ドジャースの大谷翔平選手(30)が、本拠地で行われたレイズ戦でメジャー史上6人目の「40本塁打、40盗塁」を達成した。四回に今季40盗塁目の二盗を決め、3-3の九回にサヨナラの40号満塁本塁打を放った。出場126試合目での到達は過去最速。シーズンは残り33試合。史上初の「50本塁打、50盗塁」にも期待がかかる。
「40-40」はメジャーでも過去5人しか達成者がいない。第1号はキューバ出身のカンセコでアスレチックスで1988年に達成。歴代最多本塁打記録を持つジャイアンツのボンズが96年、マリナーズのロドリゲスが98年にマークした。ただ、3人はキャリア終盤や引退後に薬物使用が取りざたされ、晩節を汚した。
2006年には広島でプレー経験のあったナショナルズのソリアーノが達成し、昨年はブレーブスのアクーニャが成し遂げた。5人とも到達したのは9月のシーズン終盤だったが、大谷は出場126試合の最も速いペースで8月に成し遂げた。