ドジャース フィリップスが悪夢の同点被弾→痛恨逆転負け 本拠地が壮絶な大ブーイング ロバーツ監督の継投が裏目に 大谷翔平決勝弾も霧散
「ドジャース8-9レイズ」(24日、ロサンゼルス)
ドジャースのフィリップスが1点リードの九回に同点ソロを浴びた。このまま終われば大谷翔平選手の41号アーチが決勝弾となっていたが、霧散した形だ。
本拠地が壮絶な大ブーイングに包まれた。九回に登板したフィリップスがレイズのカミネロにフルカウントからの6球目を完璧にとらえられた。打球はバックスクリーン右へ着弾する同点ソロ。一気に試合を振り出しに戻された。
本来ならフィリップスがセットアッパー、クローザーがコーペックの並びだったが、ロバーツ監督は2点リードの八回に守護神を起用。無死満塁のピンチを招き、T・ヘルナンデスの好守に助けられながらも犠飛で1点差に迫られていた。
そして九回のフィリップスがまさかの被弾。勝てば6連勝で勝率6割に到達する状況だったが、一転して重苦しい雰囲気に包まれた。
タイブレークの延長十回にはケリーが1死三塁から勝ち越し2ランを被弾。本拠地のスタンドは静まりかえった。その裏、ベッツの犠飛で1点差に迫るも反撃はここまで。ドジャースの連勝はストップし、ナ・リーグ西地区で2位のダイヤモンドバックスに3ゲーム差と迫られた。