ロバーツ監督「いったと思った」 大谷翔平の延長弾不発を悲観せず 右手一本41号に感心「あれをやるのは本当に難しい」
「ドジャース8-9レイズ」(24日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平選手が1点ビハインドの五回に2戦連発の41号2ラン。試合後の会見でロバーツ監督は、カウント2-1から外寄り低めのスプリットに態勢を崩しながら最後は右手一本でスタンドまで運ぶ、力と技を融合させたスイングを「想定外の球種を体の反応で打ったもの。あれをやるのは本当に難しいし、いいスイングだった」と解説した。
2本目のホームランにはならなかったが、2点を追う延長十回無死二塁の打席では左の守護神クレビンジャーの内角高めスイーパーをとらえ、飛距離107メートルの大飛球をライトへ打ち上げた。指揮官は米記者からの「フェンスを越えると思いましたか?」の問いに「思ったね」と即答。「左打者には厳しい相手。フェンスを越えてほしかったけど、いいスイングだった」と悲観することはなかった。