大谷翔平が絶叫悶絶 左手首付近に148キロ直撃死球 敵軍投手に本拠地大ブーイング 8戦ぶり無安打 死球直後にベッツが勝ち越し弾

「ドジャース3-1レイズ」(25日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手が1-1の八回の打席で左手に死球を受けた。患部の状態が心配されたが、勝利の瞬間、左手の動きを気にしながらベンチからフィールドに出てチームメートたちと右手でハイタッチを交わした。

 カウント2-1から148キロシンカーが左手首付近を直撃。「いたーっ」。絶叫し、苦悶の表情を浮かべた大谷は走って一塁へ向かうと、痛みに耐えるような仕草を見せた。

 本拠地に大ブーイングが起こるなか、大谷は塁上で手袋を外して患部の状態を確認。交代することなく、出場を継続すると、次打者ベッツが初球を左中間スタンドへ13号逆転弾をたたき込み、勝ち越しのホームを踏んだ。ベンチに戻った大谷は右手で仲間たちとハイタッチを交わした後、治療のためか、すぐにベンチ裏に消えた。

 この日の大谷は初対決の左腕ロペスに対し、初回の打席は右飛。初球、外寄り146キロ直球を打ったが、飛距離111メートルの飛球はフェンス前で失速した。

 三回2死一塁の打席は空振り三振。五回は打球速度172キロの弾丸ライナーを放ったが、左翼の正面だった。八回の死球で3打数無安打となり、連続安打試合は7で止まった。

 大谷は23日の同カードで九回裏に自身初のサヨナラ満塁弾を放って史上6人目の「40本塁打-40盗塁」を達成。一夜明けた前日の試合でも一度は逆転する41号2ランを放った。3試合連続本塁打はならなかったが、年間ペースを50・7本、49・5盗塁とし、前人未踏の「50-50」に向かって突き進んでいる。

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