ジャッジ、3度目週間MVP 4戦連発含む6戦7発&11打点 年間63本ペース ナ・リーグはMVP候補のリンドア
米大リーグ(MLB)は26日(日本時間27日)、週間MVP(19~25日)を発表し、ア・リーグはアーロン・ジャッジ外野手が3度目、通算12度目の受賞。ナ・リーグはメッツのフランシスコ・リンドア内野手が選出された。
ジャッジは20日のガーディアンズ戦から23日のロッキーズ戦まで4試合連続本塁打を記録すると、25日のロッキーズ戦では50、51号を放って21日の試合に続き、今季5度目の1試合2本塁打をマークした。
出場6試合の成績は打率・381(21打数8安打)、7本塁打、11打点、出塁率・519、長打率1・429と驚異的な数字をたたき出した。
ジャッジのシーズン50本超は17年の52本、22年の62本に続いて3度目。通算3度の達成はベーブ・ルース(4度)、マーク・マグワイア(4度)、サミー・ソーサ(4度)、アレックス・ロドリゲス(3度)に続いて5人目。31試合を残して年間ペースは63本としており、自身が22年に樹立したア・リーグ記録の更新が現実味を帯びている。
ナ・リーグ受賞者のリンドアは7試合に出場し、打率・345(29打数10安打)、3本塁打、6打点、出塁率・387、長打率・793。リーグ屈指のスイッチヒッターは24日のパドレス戦で四回に左打席から満塁弾を右翼席へたたき込むと、七回には右打席から27号ソロを放ち、チームを勝利に導いた。
リンドアはドジャースの大谷とともにMVP有力候補と言われている。