デコピンデーは大谷劇場に 先頭打者弾で“デコピンポーズ” 三盗も成功、間一髪ファウル回避は「マトリックス」避け
「ドジャース6-4オリオールズ」(28日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平選手が「1番・DH」で出場。この日、愛犬のデコピンが始球式の大役を行い、飼い主の大谷も躍動。そのノリノリぶりが話題となっている。チームは大谷の活躍もあり勝利を収めた。
初回の第1打席でいきなり42号先頭打者ソロ本塁打を放つと、ダイヤモンドを一周する間に、両手を犬のように曲げ、舌を出す“デコピンポーズ”を披露。
三回の第2打席は右前打を放ち、2試合連続マルチ安打を記録すると、その後、二塁に進み、ラックスの打席で三盗を敢行。見事に成功させ、41盗塁目を記録した。捕手からの送球が体に当たり、痛そうな表情を浮かべたが、幸い怪我はなく。その後、テオスカー・ヘルナンデスの強烈なファウルが大谷の背中すれすれを通過すると、ジャンプし体を反らしながら回避し、米国の中継では「マトリックス」と評された。
この日は愛犬のデコピンが始球式を行った。大谷がマウンドまで誘導すると、マウンド上で「待て」をさせ、大谷はキャッチャーの位置へ。大谷が合図を送ると、デコピンはボールをくわえて、大谷のもとへ一直線。満面の笑みの大谷とハイタッチを交わした。球場は大きな拍手が巻き起こった。上機嫌の飼い主が喜怒哀楽をみせながら、躍動している。