大谷翔平 バントの構えに敵地騒然 同点の八回無死一塁の第5打席は結局、見逃し三振 SNS「ちょっとレア」などと反応
「ダイヤモンドバックス-ドジャース」(31日、フェニックス)
ドジャース・大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場。6-6の八回無死一塁で迎えた第5打席で、初球にバントの構えを見せ、敵地が騒然とした。
直前に同点とされたドジャースは八回、先頭のエドマンが左前打。続く大谷は初球でバントの構えを見せたが、外角低めへのボール球にバットを引いた。その後は通常の構えからフルスイングし、最後はフルカウントからの6球目、低めシンカーを見逃し三振に倒れた。
大谷シフトで三塁の守備位置ががら空きだったとはいえ、普段は見せない大谷の動きに敵地だけでなくSNSも騒然。「大谷ドジャースで初めてバントの構え見たかも」「大谷さんバントの構え??????」「大谷のバントの構えちょっとレア」などとコメントが寄せられた。
大谷はこの日、初回の第1打席で今季5度目となる先頭打者弾を放ち、今季44本塁打。フルカウントからの8球目、真ん中のカーブをとらえた打球が初速175キロ、打球角度35度で舞い上がり、中堅フェンスを越えて138メートル先に着弾した。大谷は前日の試合の最終打席に本塁打を放っており“2打席連発”。2番・ベッツの14号ソロ、3番・フリーマンも19号ソロで続きドジャース史上初の初回先頭から3者連続本塁打となった。
3-4の二回無死満塁で迎えた大谷の第2打席は、同点の中犠飛。5-5の四回先頭での第3打席は一ゴロ、6-5の六回1死での第4打席は二ゴロだった。
大谷は前日30日の同戦で二回に二盗、八回に左越えソロを放ち今季43本塁打、43盗塁として、メジャー史上初めての「43-43」を達成した。