大谷翔平 前人未到の50本塁打-50盗塁は「チャンスはあるんじゃないかなと思います」条件は「1試合でも多く健康な状態で」

 三盗を決めた大谷(ロサンゼルス・ドジャース提供)
 ダイヤモンドバックス戦の7回、今季46盗塁目となる三盗を決めた大谷
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 「ダイヤモンドバックス6-11ドジャース」(2日、フェニックス)

 ドジャースの大谷翔平選手は2安打3盗塁でチームの勝利に大きく貢献。前人未到の「50本塁打-50盗塁」について問われると「ちょっと残り何試合あるかもわからないので。1試合でも多く試合に出て、健康な状態で出て。いい試合を送る。出れればチャンスはあるんじゃないかなと思います」と力を込めた。

 大谷は初回の打席で過去の対戦成績11打数2安打の左腕E・ロドリゲスから時速189キロの弾丸打球で右前打を記録。3-1の七回には2番手左腕モンゴメリーから右前打を放って、3戦ぶり49度目のマルチ安打を達成。直後に二盗、三盗を連続で成功させ、3番フリーマンの犠飛で貴重な追加点を挙げた。

 四回には四球から二盗を成功させており、この日2つ目の盗塁を記録し、連続成功記録を22に伸ばした。44本塁打と合わせ、自身の持つMLB記録を更新する「44-46」を達成した。この日を含めて残り25試合。年間ペースを52本塁打、54盗塁としており、前人未踏の「50-50」を射程圏内に捉えている。

 チームはダイヤモンドバックスとの4連戦に3勝1敗と勝ち越し。「同地区のライバルに勝ち越したことはすごく大きい」と語った。3日はかつての本拠地・エンゼルスタジアムでのゲーム。「今まで一番多くの時間を過ごした場所。自分にとっては特別ですし、ファンの前でプレーするのも特別。一生懸命頑張りたい」と意気込んだ。

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