大谷翔平 かつての本拠地で同点の適時三塁打 直前に自打球「痛っ!」→右翼線へ強烈打球 チャレンジ巡って両軍監督がベンチ飛び出す
「エンゼルス-ドジャース」(3日、アナハイム)
ドジャースの大谷翔平選手は三回の第2打席で右翼線への適時三塁打を放った。
オホッピーのソロで1点を先制されて迎えた三回。先頭のロハスがフルカウントからきっちりと見極めて四球を選んだ。続くテイラーは3球三振に倒れ、1死一塁で迎えた第2打席。第1打席と違って今度はブーイングと拍手が入り交じる中、簡単に追い込まれると、自打球を右太ももの内側に当てて思わず「痛っ!」と叫んだ。
直後、右翼線へ打球速度181キロの痛烈な三塁打を放ち同点の適時三塁打。シーズン99打点目となり、3年ぶり2度目のシーズン100打点に王手をかけた。直後、大谷の打球が右翼フェンスに挟まったのではとエンゼルスのワシントン監督が主張しチャレンジを敢行。ロバーツ監督も飛び出して審判に何かを訴えた。
球場がものものしい雰囲気となる中、判定どおり三塁打になったことがアナウンス。チャレンジ中はレンドンと笑顔で話し込んでいた大谷。古巣との一戦の雰囲気を楽しんでいる様子だった。
さらにベッツのタイムリーで勝ち越しホームを踏んだ大谷。ドジャースが一気に試合をひっくり返した。