カブス・今永昇太が7回無安打無失点で今季12勝目 被安打0、2四球、7奪三振95球 3投手の継投で“ノーノー”達成

 「カブス12-0パイレーツ」(4日、シカゴ)

 カブスの今永昇太投手が先発し、7回無安打無失点で今季12勝目を挙げた。今季16度目のクオリティー・スタート(QS)。カブスは八回をピアソン、九回をホッジがいずれも安打を許さず、3投手による継投でパイレーツ打線を無安打無得点に抑えて快勝した。

 今永は初回1死から三ゴロ失策で走者を出したが、次打者を遊ゴロ併殺に仕留めた。二回は2四球を与えたものの無失点で切り抜けた。三回から五回は1人の走者も出さなかったが、六回は三塁・パレデスが2失策。2死一、二塁のピンチを背負ったが、最後はクルーズを空振り三振に仕留めて仲間のミスを救った。七回も無安打に抑えたが、球数が95に達し、八回のマウンドには上がらなかった。今永は打者25人に対して被安打0、与四球2で7三振を奪った。

 打線は初回に1点を先制すると二、三回に3点ずつ。五、六回にも2点ずつを追加して大量得点で今永を援護。17安打で大量12点を奪った。

 今永が前回、8月30日の敵地でのナショナルズ戦は6回4安打3失点、8奪三振で今季11勝目。この日の勝利で自身4連勝とし、日本投手によるメジャー1年目の12勝以上は千賀滉大(メッツ)に続いて2年連続8人目となった。

 鈴木誠也外野手は「3番・指名打者」で先発し、4打数2安打、1四球、1得点だった。

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