復帰2戦目のタティスがサヨナラ打 ウオーターシャワーの手荒い祝福にブルッブルッ 米メディアも祝福 ダルビッシュは98日ぶり登板
「パドレス6-5タイガース」(4日、サンディエゴ)
パドレスは5-5の延長十回2死一、二塁、フェルナンド・タティス外野手の痛烈な打球が三遊間を破り、二塁走者が生還してサヨナラ勝ちを収めた。二塁付近で仲間と抱き合ったタティスはもみくちゃにされ、上半身裸になってしまった。
6月21日のブルワーズ戦を最後に右足の故障でチームを離脱したタティスは2日のタイガース戦で戦列に戻った。復帰2戦目でヒーローになり、試合後のグラウンド上でのインタビューでは、後方からこっそり近づいたチームメートにウオータークーラーの冷え切ったスポーツドリンクを裸の上半身にぶっかけられて、思わずブルッブルッと震えたタティス。それでも興奮で熱くたぎった体が、寒さを吹き飛ばした。
復帰2戦目での劇的なサヨナラ打に、パドレス公式X(旧ツイッター)は「おかえり、タティス・ジュニア」、地元メディア、「パドレスネーション」は「おかえり、フェルナンド・タティス」などと投稿した。
この日は「家族に関する個人的な事情」で7月に制限リスト入りするなど戦列を離れていたダルビッシュ有投手が先発。2回2/3を3失点ながら、5月29日・マーリンズ戦以来となるメジャー登板を果たした。