カブス・今永7回無安打 自覚なく驚き「えーっ?」内野安打→失策に変更知らず 3投手継投でノーノー達成

 「カブス12-0パイレーツ」(4日、シカゴ)

 カブスの今永昇太投手(31)はパイレーツ戦に先発し、7回無安打無失点、7三振の快投で12勝目を挙げた。チームは3投手の継投で無安打無得点試合を達成し、12-0と快勝した。ドジャースの大谷翔平選手(30)は1-10で敗れたエンゼルス戦に「1番・指名打者」で出場し、4打数無安打に終わった。

 7回を投げ切った今永は無安打のままマウンドを下りた。DeNA時代の2022年に日本ハム戦で無安打無得点試合を達成しており、日米ノーヒッターの可能性もあったが、全く自覚していなかったという。一回の内野安打が、失策に変更になったことを知らず「ベンチ裏で監督から教えられて、思わず『えーっ?』と声を出してしまった」と笑った。

 それでも救援投手2人が走者を許さず、21年6月のドジャース戦以来、球団史上2度目の継投による無安打無得点試合。「日本以上にチームメート全員が盛り上がるんだなと感じた」と喜びを分かち合った。二回、2死一、二塁のピンチを切り抜けると、味方の失策が続いた六回も、高め速球と低めに落ちるスプリットを効果的に組み合わせて踏ん張った。

 95球と余力を残しての降板に「今年1年間、健康な状態でシーズンを過ごすことが大事」と納得顔。「救援投手が足りないとかなら行くと言いますが、記録のためのエゴはない」と潔かった。次回登板はドジャース戦と予想され、いい状態で大谷との対決に向かう。

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