「ドジャース－ガーディアンズ」（６日、ロサンゼルス）

　ドジャースの大谷翔平選手が「１番・指名打者」で出場し、２点を追う六回の打席で左腕ボイドから４５号追撃ソロを放った。

　８月３１日のダイヤモンドバックス戦以来、９月初の一発で３年ぶり２度目の１００打点を達成。ナ・リーグ本塁打王争いは２位オズナ（ブレーブス）に８差をつけ、独走態勢に入っている。

　打った瞬間、大谷は確信した様子。ゆっくりとダイヤモンドを一周すると、ベンチ前ではロハスからひまわりの種シャワーで祝福された。

　普段、シャワーするＴ・ヘルナンデスが初回に死球で負傷交代。代役を務めたロハスだったが、やや高く投げてしまい、大谷がジャンプして合わせに行く様子も。ＳＮＳでは「うまく大谷さんにかからなかった（笑）」、「ひまわりの種シャワーをヘディング」、「強めのひまわりシャワー」などと反応した。

　大谷は初回の打席でセンターへ飛距離１２０メートルの大きな飛球を放ったが、フェンス前で失速。三回の打席は外角低めに逃げるスライダーにバットが止まらず、空振り三振に倒れた。

　残り試合はこの日を含めて２２。大谷は年間ペースを５２本塁打、５３塁としており、前人未踏「５０－５０」の偉業を射程圏内に捉えている。