「ドジャース－カブス」（１０日、ロサンゼルス）

　試合前練習で大谷翔平選手が６日ぶりのブルペン入り。術後５度目で、捕手を座らせて最多となる２０球を投げ込んだ。

　来季の投手復帰を目指し、着実にリハビリの強度を上げている大谷。今月４日のブルペン投球では１５球だったが、順調に球数を増やしていることを考えても、行程は確実に進んでいるのがわかる。

　この日は１番・ＤＨで先発出場する大谷。対戦するのは昨年３月のＷＢＣでともに世界一へ導いた今永だ。前日、左腕は報道陣の取材に「大谷選手様々です」と明かし、「日本じゃなくて、この場所で投げ合うというのに意味があると思う。日本人だけじゃなくて全世界の方が注目してくれるかもしれないので」と意気込んでいた。