大谷翔平 47号弾は今季MLBのアーチで最も低い弾道だった!打球角度19度、時速190キロ データで判明のエグい伸び方

 「ドジャース10-8カブス」(11日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手が初回に47号先頭打者アーチを放った。低い弾道で右中間席に突き刺さるような弾道だったが、スタッドキャストのデータで打球角度19度でのスタンドインは今季、MLBで最も低い弾道だった。

 変化球を完璧にとらえた打球は時速190キロの豪弾。大谷自身も「ちょっと低い弾道だったので、(スタンドまで)行ってくれるかちょっとわからなかったですけど、手応えはよかったです」と明かしていた。

 ロバーツ監督も「彼はとんでもない野球をやっている」と舌を巻いたほど。打球角度19度では通常、スタンドまで届くのは難しい。指揮官が「普通なら二塁打」と語ったように、外野の間を抜く打球がほとんどだ。それでも大谷の打球は失速すること無く、力強くスタンドまで伸びていった。

 前人未到の偉業へ突き進む大谷。「47本塁打-48盗塁」として残り16試合。「何とか1勝でも多く積み重ねられるように」と自身の記録よりもチームの勝利を優先する考えを示した中、どんな一発が飛び出すか注目だ。

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