背信6失点KOのドジャース右腕 次回先発がラストチャンスか 防御率8・17 ロバーツ監督「次の登板を見ることになる」

 「ドジャース10-8カブス」(11日、ロサンゼルス)

 ドジャースの先発、ミラーは5回途中6失点KO。大谷の先頭打者弾を含む一発攻勢で敗戦投手こそ免れたが、初回2死走者なしから連続四球と連打でいきなり2失点したかと思えば、4点リードの五回に4番ベリンジャーに3ランを被弾するなど、精彩を欠いた。

 前回4日のエンゼルス戦でも5回7失点。マイナー調整をへて、ローテーションに復帰したが、防御率は8・17まで悪化している。

 試合後のロバーツ監督は「彼は頑張っているし、全力を尽くしていると思う」と、その心情を思いやりながら、4四球、2奪三振の投球内容を踏まえ「カーブの感覚が良くなかったと思う。直球はきっちり捉えられていた。四球も良くなかった」と苦言を呈した。

 ドジャースの先発陣は、山本が前日に右肩のけがから復帰して好投し、首脳陣をひと安心させたが、柱となるべく、グラスノー、カーショー、ストーンが依然として負傷者リストに入っている。グラスノーは13日に自軍打者相手に実戦形式の投球練習を予定しているが、復帰日は流動的だ。先発陣のコマ不足は深刻な問題だ。

 メジャー1年目の昨季は11勝を挙げたミラー。しかし、2年目の今季は背信投球を続ける右腕の今後に関する質問が定番化している。指揮官は「もう一度、先発させる。それを見て判断していく」と、次回の登板機会を明言するとともにラストチャンスになる可能性を示唆した。

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