大谷2戦連続無音 打点王争いも3差2位後退

 「ブレーブス10-1ドジャース」(14日、カンバーランド)

 ドジャース・大谷は2試合連続で無安打に終わり、本塁打も盗塁も上積みできなかった。打点王争いでも2本塁打5打点をマークしたアダメズ(ブルワーズ)に抜かれ、3打点差のリーグ2位に後退した。

 ナ・リーグのサイ・ヤング賞で有力候補に挙がる左腕セールから一回に四球を選んだが、その後の2打席は凡退。味方の投手陣が崩れ、七回に野手のロハスを登板させるため、指名打者が解除されて退いた。

 試合前にはブルペンで捕手を座らせて25球の投球練習。20球を投げた10日以来で、昨年9月に受けた右肘手術からの復活に向けて着実に球数を増やしている。

 チームは頼みの先発フラーティが今季最短の3回4失点で降板。右腕グラスノーの今季中の復帰も絶望的となり、終盤戦へ暗雲が漂う。ロバーツ監督は「切り替えなければいけない」と強調した。

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