大谷翔平は「48-48」に 三回に5戦ぶり48号2ランも今季12度目の1試合3三振 チームは連勝止まるも地区Vマジック「8」に
「マーリンズ11-9ドジャース」(17日、マイアミ)
ドジャース・大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場。三回に5試合ぶりの本塁打となる48号2ランを放ち、「48本塁打-48盗塁」とした。史上初の「50-50」にどちらもあと2と迫った。チームは乱打戦に敗れ、連勝が2でストップした。試合後にナ・リーグ2位のパドレスがアストロズに敗れたため、ドジャースの地区優勝マジックは「8」となった。プレーオフ進出マジックは「5」のまま。
0-4の三回1死一塁で迎えた大谷の第2打席。カウント1-1から低めのスライダーをとらえた打球が右翼2階席へ飛びこみ、11日・カブス戦以来、5試合ぶりのアーチとした。
これでメジャー通算219本塁打とし、韓国出身の秋信守と並んでいたアジア選手最多記録を更新。シーズン48本塁打はエイドリアン・ベルトレ(2004年)と並び球団歴代2位となり、ショーン・グリーン(01年)の持つ49本の球団記録にあと1と迫った。
一方で今季12度目の1試合3三振も喫した。初回の第1打席はフルカウントからの低めシンカーを見逃し三振に倒れた。四回の第3打席、六回の第4打席はいずれも空振り三振で、9月1日・ダイヤモンドバックス戦以来。九回の第5打席は元西武の右腕・ティノコに対して一ゴロに終わった。
大谷は前日までの敵地でのブレーブス4連戦では「47本塁打-48盗塁」からどちらの数字も伸ばせなかった。ただ、16日の第4戦では無安打ながら2打点を積み上げ今季108打点。2004年の松井秀喜(ヤンキース)に並ぶ日本選手歴代2位となり、前日からの2連勝にしっかりと貢献していた。
大谷はこの日、2打点を加えて110打点とし、リーグトップに返り咲いた。