ナオト・インティライミ、大谷翔平の本塁打に感激「いい刺激いただいた」 試合前に国歌熱唱「ほっとしている。ナオトが歌うとホームランが出る良いジンクスつくれた」

 取材に応じるナオト・インティライミ(撮影・小林信行)
 試合前に君が代を独唱するナオト・インティライミ(右)=共同
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 シンガーソングライターのナオト・インティライミが17日(日本時間18日)、マイアミで開催されたマーリンズードジャース戦で試合前の国歌斉唱に登場し、「君が代」を独唱した。大谷翔平選手もウォームアップの合間に同じフィールドに立ち、熱唱を聞きながら集中力を高めた。

 大谷、山本由伸両選手が所属するドジャースとの対戦に合わせ、マーリンズが「ジャパニーズ・ヘリテージ・ナイト」と銘打ったイベントを企画。昨年1月から日本だけでなく、マイアミにも拠点の比重を置き、ラテン市場に向けて活動しているナオトは「大事な試合でマイアミ日本代表として歌う機会をいただけたことはうれしいですし、光栄に思っています。ありがたい貴重な機会でした」と笑顔を見せた。

 試合は三塁側席から観戦。大谷の48号を目の当たりし、「規格外ですね。テレビで見るのとは違いますし、打った瞬間のスタジアムの雰囲気、大谷選手のたたずまいは生でしか味わえない」と興奮気味。「ナオトが『君が代』を歌って大谷選手にホームランが出なければ2度と呼ばれない。ほっとしていますね、1本出たことに。ナオトが『君が代』を歌うと大谷選手にホームランが出るという良いジンクスをつくれたかな」と、安どの笑みを浮かべた。

 この日は国歌斉唱の前に外野席特設ステージで世界デビュー曲「El Japones」(エル・ハポネス)を熱唱。和とラテンの音楽を融合させた曲はYouTubeですでに1400万回再生を記録しているというナオトは「いい刺激をいただき、『さあ、やってやるぞ!』と。あすからの糧にしていきたい。世界のお茶の間に広がるワールドヒットを出さないと僕は死ねない。並々ならぬ覚悟でここに来ています」と、大谷のパフォーマンスから力をもらい、さらなる意欲を燃やした。

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