大谷翔平「48本塁打-49盗塁」 初回に二盗成功で夢の50-50へ前進 ドジャース90勝目で地区Vマジック「7」に

 「マーリンズ4-8ドジャース」(18日、マイアミ)

 ドジャース・大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場。初回に6試合ぶり今季49盗塁目となる二盗を成功させるなど、この日は5打数1安打、1盗塁。今季「48本塁打-49盗塁」とし、史上初の「50-50」へあと2本塁打、1盗塁と迫った。

 チームは四回に2本塁打を含む5長短打を集中して一挙5点を奪うなど、2桁11安打、8得点で快勝。2013年から11年連続(コロナ禍の20年を除く)のシーズン90勝(62敗)に到達し、ナ・リーグ西地区2位のパドレスが勝ったため、地区優勝マジックを一つ減らして「7」とした。

 大谷は初回の第1打席で左前打。次打者の初球に6試合ぶり今季49盗塁目となる二盗を成功させた。三回1死の第2打席は遊飛。1-0の四回はエドマンの2ランなどで5点を加え、なお1死一塁で大谷が第3打席を迎えたが、カウント2-2からの5球目、低めの155キロを見逃し三振に倒れた。七回先頭の第4打席は右翼手の頭上を越えそうな右直。八回は2点を追加しなお2死一、二塁で第5打席を迎えたが空振り三振に終わった。

 シーズン49盗塁は、ドジャース・ロバーツ監督がパドレス時代の2006年にマークした自己最多に並ぶ数字。日本選手では01年にマリナーズ・イチローがマークした56盗塁以来、23年ぶりの大台に王手をかけた。

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