止まらない大谷翔平、2イニング連続50、51盗塁 「48-51」達成 イチローと松井秀喜の日本選手記録まで5 56度目マルチ1打点1得点

 「マーリンズ-ドジャース」(19日、マイアミ)

 ドジャースの大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場し、二回までに2打席2安打2盗塁、1打点、1得点と大暴れ。シーズン51盗塁で01年にイチローが記録した日本選手最多56盗塁にあと5、さらに111打点で05年に松井秀喜が記録した同最多116打点まで5に迫った。本塁打は48本で史上初の「50-50」にあと2本塁打とした。

 大谷のバットが火を噴いた。初回の打席。右腕カブレラに対し、カウント2-2から甘く入った153キロチェンジアップを右中間フェンス直撃の二塁打にする。時速184キロの弾丸ライナーで得点圏に進む、1死から四球で出塁したフリーマンと重盗に成功。日本選手2人目となる50盗塁を達成すると、4番スミスの犠飛で先制のホームを踏んだ。

 二回には2死一、三塁の好機に低めのチェンジアップを右前へ。三塁走者をホームへ迎え入れ、チームに2点目をもたらした。自身は111打点とし、リーグ2位のアダメス(ブルワーズ)に2差をつけ、本塁打との2冠を堅守した。

 大谷は7月22日のジャイアンツ戦でシーズン4度目の盗塁死を記録した後は失敗なし。28企図連続成功で成功率を92・7%に上げている。

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