大谷翔平、50盗塁達成 敵地大歓声 イチロー以来、日本選手23年ぶり2人目の快挙 史上初「50-50」偉業にあと2本塁打

 ドジャース・大谷(提供・共同通信社)
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 「マーリンズ-ドジャース」(19日、マイアミ)

 ドジャースの大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場し、初回に50盗塁を達成した。右腕カブレラから右中間二塁打を放って出塁した後、三盗を成功。ドジャースファンが集結した敵地スタンドから拍手と歓声で祝福された。日本選手では01年にイチローが56盗塁を記録して以来、23年ぶりの大台に到達した。17日の試合では48号2ランを放っており、前人未踏の「50-50」まで2本塁打に迫った。

 大谷は前日の同カードで初回の打席左腕ウェザーズの内角球に詰まらせながら左前打で出塁し、次打者ベッツの初球に二盗成功。現役時代は盗塁のスペシャリストとして鳴らし、49盗塁の記録を持つロバーツ監督は試合後に「明日か、(明後日の)本拠地で抜いてほしい。『走るな』のサインはない。完全な『青信号』だ」とエールを送っていた。

 大谷は7月22日のジャイアンツ戦でシーズン4度目の盗塁死を記録した後は失敗なし。27企図連続成功で成功率を92・6%に上げた。

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