大谷翔平、打って走って3打席連続安打3打点、2盗塁 史上初「50-50」まで2本塁打 113打点で松井秀の持つ日本選手記録に3
「マーリンズ-ドジャース」(19日、マイアミ)
ドジャースの大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場し、三回までに3打席立って3安打3打点をマーク。2盗塁でシーズン51盗塁とし、48本塁打と合わせた史上初の「50-50」の偉業にあと2本塁打に迫った。
大谷が止まらない。初回の打席で時速184キロの弾丸ライナーで右中間フェンス直撃の二塁打を放つと、1死から四球で出塁したフリーマンと重盗成功。01年のイチロー以来となる日本選手23年ぶり2人目となる50盗塁を達成すると、4番スミスの犠飛で先制のホームを踏んだ。
二回には2死一、三塁の好機に右前適時打。チームに2点目をもたらすと、次打者ベッツの打席で二盗成功。イチローの持つ日本選手最多56盗塁まで5とした。
4点リードの三回2死一、三塁の好機には左中間二塁打で2点を追加。自身は果敢な走塁で三塁を狙ったが、敵軍の中継プレーに阻まれて憤死した。
個人タイトルはナ・リーグ本塁打部門で2位オズナ(ブレーブス)に10差をつけ、113打点で2位アダメス(ブルワーズ)に4差をつけて2冠を堅守。日本選手記録では、松井秀喜が05年に記録した116打点にあと3に迫った。