大谷翔平、豪快49号2ラン 敵地大歓声 球団最多記録に並ぶ 史上初「50-50」まで1本塁打 4安打5打点2盗塁大暴れ
「マーリンズ-ドジャース」(19日、マイアミ)
ドジャースの大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場し、4点リードの六回に49号ソロを放った。勝てば自身7年目で初めてプレーオフ進出が決まる一戦でショーン・グリーンが01年に樹立した球団最多記録に並んだ。初回の打席では右中間二塁打から50盗塁目となる三盗成功、二回には右前適時打の後に二盗成功。三回には左中間へ2点適時打を放ち、4安打5打点。史上初の「50-50」の偉業まで1本塁打とした。
個人タイトルはナ・リーグ本塁打部門で2位オズナ(ブレーブス)に11差、打点部門では115打点で2位アダメス(ブルワーズ)に6差をつけて2冠を維持。日本選手記録では01年にイチローがマークした56盗塁にあと5。松井秀喜が05年に記録した116打点にあと1に迫った。
大谷は17日の同カードで48号2ランを放った際に偉業への重圧を問われ、「それはあんまりないですね。本当にいい打席を1打席でも重ねたいなと思ってます。それはシーズン始まってから今まで変わらないので。そこはあんまり変わらないかなと思います」と淡々。さらに、50本塁打については「積み上げていければいいかなとは思ってるので。早くそこにたどり着くということは、それだけ(チームに)貢献できてることだと思いますし、チーム状況的にはきついと思うので。なんとか1打席1打席貢献できるように頑張りたいなとは思っています」と話していた。