のべ50人の年間50本塁打以上で30盗塁以上は大谷翔平ただ1人 MLB公式Xが「51-51」の記録的偉業を称賛

 「マーリンズ4-20ドジャース」(19日、マイアミ)

 ドジャースの大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場し、3打席連発を含む6打数6安打10打点、2盗塁。史上初の「50-50」を一気に上回るシーズン「51本塁打-51盗塁」をマークした。

 試合後、大リーグ公式X(旧ツイッター)は「シーズン50本塁打以上の打者が、同一シーズンに30盗塁以上したことはかつてなかった。大谷翔平が登場するまでは」と投稿。この日、「51本塁打-51盗塁」の金字塔を打ち立てた大谷の偉業をたたえた。

 投稿では「MLBの歴史でシーズン50本塁打以上はのべ50人いる。そのうち10盗塁以上をマークしたのはのべ14人だけ。20盗塁以上は5人しかいない。大谷はシーズンに30盗塁以上、40盗塁以上、50盗塁以上をマークしたただ1人の50本塁打以上達成者だ」と紹介。棒グラフの動画でそのすごさを表現した。

 2001年に大リーグ記録の年間最多73本塁打を放ったバリー・ボンズは同年に13盗塁。1927年に自己最多60本塁打を放つなど50本塁打以上を4度もマークしているベーブ・ルースも2桁盗塁は1921年の59本塁打、17盗塁と28年の54本塁打、14盗塁の2度しか達成していない。

 50本塁打以上で20盗塁以上は2人だけ。2007年にアレックス・ロドリゲスが54本塁打、24盗塁、1955年にウィリー・メイズが51本塁打、24盗塁をマークした。

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