水原一平被告の量刑言い渡し期日が12月20日に延期 ギャンブル依存症の鑑定を受ける予定

 米西部カリフォルニア州の連邦地裁は23日、ドジャース・大谷の元通訳で、銀行詐欺罪などに問われた水原一平被告(39)の量刑言い渡しの期日を10月25日から12月20日に延期すると決定した。水原被告の弁護人が22日、延期を申し立てていた。弁護人は、水原被告がギャンブル依存症に関する鑑定を受けるため、精神医学の専門家を探していると説明。連邦地裁に提出する書類作成に時間が必要だと主張した。延期について、検察側と合意していたという。

 裁判資料によると、水原被告は違法スポーツ賭博で負けた額を取り返すため、胴元に懇願して賭け金を上げ続けた。捜査当局に一時拘束されており、連邦地裁は保釈条件の一つとして、ギャンブル依存症の治療を受けることを求めた。

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