ドジャース・大谷翔平は初回の二塁打で年間95長打の球団記録樹立も 2位・パドレスに痛恨敗戦で2ゲーム差に迫られる

 「ドジャース2-4パドレス」(24日、ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場し、初回に二塁打を放った。今季95長打(35二塁打、7三塁打、53本塁打)の球団新記録を94年ぶりに樹立したが、チームは2位・パドレスに痛い黒星を喫し2ゲーム差に迫られた。

 大谷は初回の第1打席で初球の150キロ直球をとらえた打球が右翼線のフェアゾーンぎりぎりに落ち、その後ファイヤフェンスを越えるエンタイトル二塁打に。次打者・ベッツの遊ゴロ失策で先制の生還を果たした。

 大谷は第2打席は際どいボールを選んで四球。五回の第3打席は左前に落ちそうな打球をダイビングで好捕されて左飛。七回の第4打席は内角高めの158キロ直球を空振りし3球三振だった。

 パドレスに3ゲーム差に迫られて迎えた首位攻防3連戦の初戦。今季3勝の新人右腕、ナックが先発したが4回5安打4失点で4敗目を喫した。

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