パドレスが史上初の三重殺決着で2年ぶりプレーオフ進出 敵地でシャンパンファイト ダルビッシュは7度目 1年目の松井裕樹は初
「ドジャース2-4パドレス」(24日、ロサンゼルス)
パドレスが首位攻防3連戦の初戦に快勝し、2年ぶりのプレーオフ進出が決まった。ダルビッシュ有投手は、メジャー13年で7度目、松井裕樹投手はメジャー1年目でプレーオフ進出。ナ・リーグ西地区優勝を争う首位・ドジャースとは2ゲーム差に迫った。
初回に1点を先制されたが、直後の二回にクロネンワースの右越え2ランで逆転。四回にも2点を追加した。
4-1で迎えた九回は、元阪神の守護神・スアレスが3連打で1点を返され、なお無死一、二塁のピンチ。ネクストに大谷が控える中、9番・ロハスを三ゴロに仕留め、三塁・マチャドがベースを踏んで5-4-3の三重殺が完成。ドジャースのチャレンジも判定は覆らず、劇的な幕切れで勝利を収めた。
MLB公式サイトのラグス記者のX(旧ツイッター)の投稿によると九回三重殺での勝利はメジャー史上28度目。ただし三重殺決着でプレーオフ進出が決まったのは史上初めて。
その瞬間、ベンチから仲間を応援していたダルビッシュは右手を突き上げガッツポーズ。チャレンジによる検証が行われたためすぐにはグラウンドに駆けだせなかったが、その後フィールド上でナインが抱き合いハイタッチ。松井らもブルペンから走って輪に加わった。
その後、敵地のロッカールームでプレーオフ進出を祝うシャンパンファイトが行われた。