大谷の前でまさかの三重殺 打者・ロハスはロバーツ監督の強攻策を支持「理にかなっている」 七回には二重殺
「ドジャース2-4パドレス」(24日、ロサンゼルス)
2点を追う九回裏無死一、二塁のサヨナラ機。まさかの三ゴロ三重殺で試合を終わらせてしまったベテラン内野手のロハスは「自分にとっては間違いなく厳しい試合になってしまった」と悔しさをにじませた。
初球。ベンチから送りバントのサインが出たが、低めいっぱいに入った158キロ直球を見送った。「自分の仕事ができなかった」。2球目の内角161キロを強振したが、ワンバウンドの打球は三塁手の正面。ロバーツ監督の采配が物議を醸すなか、打った本人は「相手の守備位置を見れば、振っていくことは理にかなっていると思う。直球を打つ自信はあった」と強攻策を支持。「ゴロの打球を打つつもりは全くなかった。強い打球を心掛けた」と振り返った。
この日のロハスは二回2死二塁から死球で出塁。続く大谷が四球を選んで満塁のチャンスをつくったが、2番ベッツが空振り三振を喫した。五回の第2打席は先頭で一ゴロに倒れ、七回無死一塁の場面は三ゴロ併殺打。九回の三重殺と合わせ、ひとりで6アウトを献上する不運な一日となった。