大谷50号本塁打のボール競売へ 史上初「50-50」達成時

 19日、米大リーグのマーリンズ戦で50号を放ち、メジャー史上初の「50本塁打、50盗塁」に到達したドジャースの大谷翔平選手=マイアミ(共同)
 ドジャースの大谷翔平
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 【ニューヨーク共同】米国の競売会社「ゴールディン」は25日、大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が19日に放った50号本塁打のボールを27日から出品すると発表した。大谷選手はこの本塁打で史上初の「50本塁打、50盗塁」の快挙を達成した。

 最低入札額は50万ドル(約7200万円)に設定された。10月9日までに入札額が300万ドルを超えず、個別に450万ドルを支払う人物が現れれば、すぐに売却するという。

 スポーツ専門局ESPNによると、ドジャースは球場でボールを捕った観客に買い取りを申し出たが、拒否された。提示額は30万ドルだったとの情報もある。

 ゴールディンのウェブサイトには、公式球と証明する大リーグ機構のマンフレッド・コミッショナーの署名が刻印されたボールの写真が掲載された。打撃時に付いたとみられる薄い黒い痕も確認できる。関係者が透明なケースに入れたボールを見せ、金庫に保管する映像も公開した。

 ゴールディンは大谷選手が8月に「40本塁打、40盗塁」を達成した際の本塁打のボールも出品中。

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