ロバーツ監督の采配が裏目 好投のビューラーに代えてフィリップス投入も…痛い追加点奪われ本拠地タメ息
「ドジャース-パドレス」(26日、ロサンゼルス)
ドジャースはデーブ・ロバーツ監督の継投策が裏目に出てしまい、リードを広げられた。
先発のビューラーが5回まで1失点と好投。内野ゴロ間に先制されたが、この日はボールのキレ、制球ともによく安定したピッチングを展開していた。だが五回表終了後、ロバーツ監督はベンチに戻ってきたビューラーのもとへ。するとベンチの雰囲気が変わった。
交代に納得が行かなかったのか、右腕はタオルを投げつけ、再びベンチに座っていた指揮官のもとへ。感情を露わにしながら長く話し込むシーンがあった。
六回からフィリップスを投入したロバーツ監督。しかし連打を浴びて無死一、二塁のピンチを招くと、犠打で二、三塁とパドレスが好機を広げてきた。ここでボガーツがセンターへ犠飛を打ち上げ、痛い追加点を奪われてしまった。今季本拠地最終戦のスタンドからは大きなタメ息が漏れた。
さらに指揮官はここでフィリップスに変え、左手骨折から戦列復帰したばかりのバンダを投入。二ゴロに打ち取り、最少失点で切り抜けた。ドジャースは勝てば3年連続の地区優勝が決まる中、中盤までパドレスにリードを許す展開となった。