「ロッキーズ－ドジャース」（２８日、デンバー）

　ドジャース・大谷翔平選手が「１番・指名打者」で出場。五回に今季５８個目となる盗塁を決めたが、その後、投手にボークがあったとして取り消された。

　五回の第３打席は四球で出塁。次打者・ベッツのカウント２ボールから、大谷がスタートを切り、投手は投球も送球もしなかった。一塁塁審は投手にボークがあったというジェスチャーを見せたが、一度は今季５８個目の盗塁として認められた。

　大谷は８－２の六回、先頭で迎えた第４打席で右前打。盗塁を試みると捕手の二塁送球が投手にあたって左翼方向にそれ二盗に成功。この日２個目で今季５９盗塁とカウントされたが、その後に五回のこの日１個目の盗塁が投手のボークによる進塁と、記録が訂正された。

　大谷はこの日、初回の第１打席で右翼フェンス直撃の安打。次打者・ベッツの高く上がった一飛で、スタートを切っていた大谷は二塁を越えたところで逆戻り。その際、二塁ベースを踏まずに一塁に戻ってアウトとなり、ダブルプレーとなった。

　二回の第２打席は遊ゴロ、七回の第５打席は右直だった。