大谷の40号ボール、3千万円超 オンライン競売、最終日に高騰

 【ニューヨーク共同】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が8月に「40本塁打、40盗塁」を達成した際の本塁打のボールが28日、米競売会社ゴールディンのオンライン競売で落札された。売買手数料込みで25万1320ドル(約3570万円)。競売は13日に始まり、27日まで約8万ドルだったのが最終日になって3倍以上に高騰した。

 史上初となった「50本塁打、50盗塁」達成時の本塁打のボールも27日に出品され、28日時点で入札額は120万ドル(約1億7千万円)。インターネット通販の日本人経営者がX(旧ツイッター)で入札したと明らかにした。期間は10月16日まで。

 大谷選手はレギュラーシーズンの最終戦を今月29日に控え、55本塁打まであと1本に迫っている。ゴールディンの代表は50号のボールの出品を発表した際、スポーツ専門局ESPNに「タイミングが重要だ」と語り、ドジャースがプレーオフに進出し、関心が高い間に競売にかける必要があったと説明した。

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