大谷翔平「自分が思ってたよりもギリギリのホームランでしたけど」1打席目に手応え実感「1球目にカーブが来て楽に」
「ナ・リーグ・地区シリーズ、ドジャース7-5パドレス」(5日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平選手は試合後の会見で価値ある同点3ランとなった一発について「自分が思ってたよりギリギリのホームランでしたけど」と振り返った。
高めの難しい直球を完璧に振り抜き、右翼席最前列へ突き刺さった大谷の打球。打った直後、確信の表情を浮かべたが本人の手応えはもう少しあったようで「こういう試合でなかなか打つことが難しい選手なんですけど、素晴らしい投手から打てたことがうれしかったですし。自分が思ってたよりギリギリのホームランでしたけど」と明かした。
打った直後にはバット投げ&絶叫。ダイヤモンドをまわりながら何度も吠えた。1打席目は左飛に倒れたが「興奮する中でしっかり自分のスイングをしたい。1打席目も打ち取られたんですけど、感覚としては悪くなかった」と明かした大谷。その要因として「1球目にカーブがきたので、自分の中で気持ちが楽になった。カーブに対して反応できたなと。落ち着きというか、自分の中でスッと入れる感覚があった」という。
逆転でつかんだ大きな1勝。米メディアからWBCとの比較を問われると「比べることはできないかなと思うんですけど、球場の雰囲気というか、1年間戦い抜いてきたファンの人たちとポストシーズンを戦うっていうのは特別なこと。比べることはできないですけど、同じくらい特別だったかなと思います」と語った。