大谷翔平 初PS出場「楽しいゲームだった」山本には「勝ってよかったな」【一問一答】
「ナ・リーグ・地区シリーズ、ドジャース7-5パドレス」(5日、ロサンゼルス)
5回戦制の地区シリーズの第1戦が各地で行われ、ナ・リーグでドジャースの大谷翔平選手(30)はパドレス戦で二回にポストシーズン初本塁打となる右越え3ランを放った。先発した山本由伸投手(26)は3回5失点で降板。試合はドジャースが7-5で勝った。メッツの千賀滉大投手(31)は負傷から復帰してフィリーズ戦に先発し、2回1安打1失点。チームは6-2で逆転勝ちした。ア・リーグはガーディアンズ、ヤンキースが先勝した。
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-初のポストシーズンを経験して。
「試合前からすごい球場の熱気というか、球場についてからそういうのを感じて。終始もうただただ、楽しいゲームだったなと思います」
-ホームランの手応えは。
「最初に先制点を取られて、相手も球界の中でトップクラスの素晴らしい投手ですし。そういうピッチャーからああいうところで打てたっていうのは、自分としてもすごく特別だったかなと思います」
-WBCや日本でのポストシーズンの試合と比べてどうか。
「比べることはちょっとできないかなと思うんですけど、球場の、1年間戦い抜いてきたファンの人たちとポストシーズンのゲームを戦うっていう特別なことっていうのは比べられないですけど、同じぐらい特別だったなと思います」
-0-3から逆転勝利をつかめた要因は。
「やっぱり初戦の入りっていうのはなかなか難しいと思いますし、試合(の間隔)が空いてる中で、みんなこう全体的に硬さが出ると思うんですけど。早い回にこうやって追いつけて、ブルペンも素晴らしかったですし、後半の打線のつながりも本当に素晴らしかったなと思います」
-試合前のクラブハウスは興奮状態だったが、打席では落ち着いていた。
「特別なことは特にはしなかったですね。打席はそれこそだいぶ集中しているので。今1球1球振り返れと言われても、あんまり思い出せないぐらい、1打席1打席にしっかりと集中できたかなとは思います」
-1打席目で見えた景色は。
「1球目にカーブが来たので、自分の中で気持ちがちょっと楽になった。カーブに対して反応できたなっていうので、落ち着きというか、自分の中でスッと入れる感覚があったかなと思います」
-山本は悔しい登板。何か声かけは。
「結構落ち込んでたので、『勝ってよかったな』って。切り替えるんじゃないかなとは思うので、場数も踏んできている投手だと思いますし。僕も(ポストシーズンが)初めてでしたけど。由伸も初めてだと思うので、また次に向けてしっかりと切り替えて、次は素晴らしいピッチングができるんじゃないかなと思います」
-明日はダルビッシュとの対戦。
「チームでしっかりとアプローチをしたいなと思います。素晴らしい投手なので。本当に一丸となってしっかりと得点できるように、オフェンス面は頑張りたいなと思います」