ダルビッシュ 準備万端「肩も休めることができた」ド軍戦防御率2・27と好相性 地区S第2戦へ
パドレスのダルビッシュ有投手(38)が5日(日本時間6日)、ドジャースとの地区シリーズ第2戦の先発を翌日に控えて記者会見し、「ちゃんとした調整ができた。肩も休めることができた」と9月27日以来の登板に万全の状態で臨めることを明かした。
「ドジャースはトップレベルの強いチームなので」と語ったが、ドジャース戦はレギュラーシーズン通算15度の登板で防御率2・27と好相性。プレーオフでは2年前の地区シリーズで、5回3失点で勝ち投手になっている。
今年は7回を2安打無失点で勝利投手になった5月12日以来の顔合わせ。「だいぶ自分の球筋を見ていないでしょうし、そういう意味ではちょっと有利かな」と自信ものぞかせた。
注目される大谷との対戦。今季は通算5打数1安打、打率・200と抑え込んでいるが、「大谷君だけじゃなく、他にも素晴らしい選手がいっぱいいる。一人一人、集中して投げたい」と平常心を貫く。
プレーオフの戦いについて「毎回違いはあるので。今回は静かというか、落ち着いているなという感じはします」と心境を明かしたダルビッシュ。初戦に敗れ、パドレスにとっては落とせない第2戦。経験豊富な右腕が、強力ドジャース打線に立ちはだかる。