ロバーツ監督、山本由伸の球種バレ「調査中」 第1戦先発で3回5失点KO
「ナ・リーグ・地区シリーズ第2戦、ドジャース-パドレス」(6日、ロサンゼルス)
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が試合前の会見で、前日の第1戦に先発し、3回5失点で降板した山本由伸投手の球種バレについて「調査中」と明かした。
山本は当初、第2戦に登板することになっていたが、中5日の調整が可能な第5戦の先発を見据え、ポストシーズン開幕2日前に急きょ、予定が変更され、第1戦のマウンドに立った。しかし、初回に3失点するなど、本来の力を出し切れず、3回5安打5失点、60球でKOされた。
前日の試合後の会見で山本の球種バレについて言及した指揮官は、一夜明けたこの日の会見でも問題解決への自信を問われ、「大丈夫だと思う。そのことについて話し合っている。まだ時間はある。調査中だ」と話した。
山本の第5戦起用について「おそらく投げるだろう」と明言しなかったロバーツ監督。2勝2敗で迎える最終決戦の登板は、中4日で第5戦に登板が可能なフラーティのこの日の投球内容が大きなカギ握ることになりそうだ。
この日の山本は試合前のフィールドでキャッチボールと遠投などを行った。入念にフォームを確認しながら次回登板に向けて調整した。