「ナ・リーグ・地区シリーズ、ドジャース７－５パドレス」（５日、ロサンゼルス）

　ドジャースが逆転で勝利した第１戦。試合後、大谷翔平選手が見せたワンシーンが、ファンの大きな反響を呼んだ。

　勝利のハイタッチをかわす際、ベンチから飛び出しマウンド付近に向けて選手たちが列を作った時だ。大谷は前にいたテオスカー・ヘルナンデスに突然、バックハグ。驚いたテオスカーは思わず振り返り、２人で笑い合っていた。

　大谷は二回に同点３ランを放ち、テオスカーは四回に大谷のヒットで好機を拡大した中、センターへ逆転の２点タイムリーを放った。これが決勝打となり、殊勲者２人のほっこりシーンにファンも「マジで大谷テオスカーチーム」「テオスカー大好きだ！」「早くテオスカーと契約延長して」「大谷とテオスカー取って良かったなドジャースは」と反響の声が上がった。

　大谷とテオスカーは今季からドジャースに加わった。キャンプでは大谷にスペイン語を教えるシーンもあり、シーズンで一発を放った際にはほぼテオスカーがひまわりの種をかけて祝福。日本のファンからは「ミスターシード」と呼ばれることもあり、１年でなじみ深い選手になった。