大谷翔平 ダルビッシュの前に3タコ 効果的にカーブを織り交ぜる熟練の配球 バットを折られるシーンも

 1回、空振り三振に倒れた大谷(共同)
 1回、空振り三振に倒れた大谷。投手ダルビッシュ(共同)
 3回、一ゴロに倒れた大谷。右は投手ダルビッシュ(共同)
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 「ナ・リーグ・地区シリーズ、ドジャース-パドレス」(6日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手は3点を追う六回先頭の第3打席で投ゴロに倒れた。ダルビッシュの熟練の投球術にほんろうされた形だ。

 三度、ダルビッシュとの対戦となった大谷。初球のカーブをきっちりと見極め、2球目の甘い変化球はファウルになった。3球目、緩いカーブに手を出さずバッティングカウントに。だが4球目は低めのスプリットに空振りを喫した。

 ここで間を取り、引っかかったフォーシームを見極めてフルカウント。スタンドのボルテージは一気に高まったが、カーブを打ち損じてしまい、投ゴロに倒れた。

 第1打席ではダルビッシュの多彩な変化球の前に空振り三振に倒れた大谷。第2打席ではバットを折られるシーンもあり、最後はアウトローのスプリットを引っかけて一ゴロに打ち取られていた。効果的にカーブを織り交ぜてくるダルビッシュに対し、快音を響かせることはできなかった。

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